森が動く(第4章)。 ~私が今、お伝えしたいこと。~

流山生まれ、流山育ちの若者として、『強くて、優しいまちをつくりたい。』

今から46年前サラリーマン家庭(父はNTT出身)」の長男として生まれ、流山市内の社宅(小田急ハイツ)で育ちました。幼少期は同世代の友人や先生、また地域の方々に恵まれ、学び、遊び、スポーツに励み多感な年代を豊かな経験を持って過ごしました。とくに新川小、北部中学校で過ごした期間は人間形成にも大きく影響したと思います。

その後、高校と大学は都内に通学しました。また就職超氷河期と言われた時代でしたが、全力で取り組んだ就職活動により建設会社に入社することができ、入社後はたくさんの職人がいる現場を通じて、チーム一丸となって目標に向かう(建物を建てる)ことの大切さを学びました。

流山の森に、風が吹く。

千葉県市議会議長会会長/流山市議会議長森りょうじ(46歳)

○森の恩返し。
そのような人生を歩む中で、いつしか自らを育んでくれた「流山市への感謝」が芽生えました。「流山市に恩返しをしたい。」いつしか、そのような思いが強くなるのは必然であったのだと思います。平成14年12月には2年9か月在職した会社を辞めました。平成15年1月から駅活動を始め、気が付けば朝の駅活動は20年となりました。この間、多くの方と出会い、また会社を辞められる方や市外に転居される方からは、お別れの言葉もいただきました。森りょうじの政治人生は『駅活動とともにある。』と言えます。でも、これは市民の皆さんから『顔の見える政治活動をして欲しい』という声に突き動かされた結果でもあります。つまるところ、私は皆さんによって育まれた政治家なのだという感謝の気持ちです。

○強くて、優しい森のまち。
人口増加が続き、新築マンション、商業施設や物流施設が建設され、都市化が進む流山市。ポスティングしながら変わりゆく流山の地を眺めてきました。一年間で平均3足はダメになります。ただ日常から歩き続ける中でたくさんの方とお会いし、また声もお聴きしました。「子ども達の元気な声が聞こえていい」「私たちの地域にも目を向けて欲しい」「緑が少なくなった」「若い人が活躍できる街に」など生の声は政治家にとっては、自分自身を動かす原動力にもなります。いつしか、もっとこの街を大切にしていきたいと思うようになりました。当市の魅力や可能性にも気づかされましたし、まだまだ眠っている地域資源の多さにも気づかされます。発展という強さと、新しい地域と古き良き地域が融合し、お互いの魅力を認め共生しあえるやさしさ。そのような視点がこれから必要と言えます。

○若さと情熱を持つリーダーへ。
私は46歳。この間、政治家人生としては当選も落選も経験し、また市議会正副議長や議会選出の監査委員、そして議会運営を取りまとめる議会運営委員会委員長なども歴任し、市議会とともに成長してきました。改革や会派流政会づくりでは、多くの議員の方々にもご協力をいただき、活発な議会運営を行うことができました。 世界を見渡せば、フランスのマクロン大統領、イギリスのスナク首相、フィンランドでは30代のマリン首相が活躍しています。またそして国内でも千葉県の熊谷知事や大阪府の吉村知事など40代のリーダーが活躍しています。様々な経験を積み、決断力にも磨きをかけることが出来ました。また議会経験を通じて、議論することや調整することの大切さも感じています。16年間の議会経験は私の強みの強みになると思います。

○流山生まれ、流山育ちの強み。
そしてもう一つは、流山生まれ、流山育ちであるという点。当市の街の良さ、歴史、魅力を一市民として議員として見つめてきました。それをもっと生かしていく必要があります。またおおたかの森や南流山地域の一部では急激に都市化が進んだことで、地域コミュニティをどのように作り上げるかも、20-30年後を見据えた中で非常に重要になってくると思います。自らのコミュニティづくりの経験、たくさんの地域イノベーションを起こしてきた経験をリーダーとして、街の成長力に変えていきたい。

森 りょうじ(46歳)

生年月日
1976年6月12日
家族
妻・黒猫2匹(保護猫)
趣味
スイーツと焼き鳥食べ歩き・ウォーキング、読書
略歴
1976年 流山生まれ サラリーマン(NTT)の家庭で育つ
      少年野球、スイミング、書道、そろばんの習い事に夢中
1989年 流山市立新川小学校卒業
1992年 流山市立北部中学校卒業
1992年 軟式テニス部部長を務め、葛北大会で優勝(個人戦・団体戦)
1995年 日本大学第一高等学校卒業
2000年 武蔵大学経済学部経済学科卒業
      ウィンドサーフィンの日本学生連盟の代表を務める 
      全日本選手権に出場(関東選手権14位)・鎌倉学生選手権5位
2000年 大成建設株式会社入社(4月)
      現場の大切さと飲みュニケーションを叩き込まれる
2003年 流山市議会議員当選(一期目)※当時最年少の26歳
      地盤・看板・カバン無し
      情熱・志と周りの皆様に後押しを頂き初当選(2,692票)
      議会のインターネット中継やグリーンバス、
      「地域職業相談所」設立を実現
2007年 千葉県議会議員選挙に挑戦するも次点(10,152票)
      地域主権型国家を目指し、県の権限や財源移譲などを討える
2007年 シンクタンク東京財団・政策研究部に在籍(2年間)
      世界や日本の地方政治・地方自治を研究、講演活動も展開
2011年 流山市議会議員当選(二期目)
      市政史上の最高得票4,508票をいただき、トップ当選。
2015年 流山市議会議員当選(三期目)
      得票数を伸ばし、5,830票をいただき、トップ当選。
      議会運営委員会委員長(前期)、第28代市議会副議長就任(後期)
2019年 流山市議会議員当選(四期目)
      得票数を伸ばし、8,961票をいただき、トップ当選。
      監査委員(議会選出)、議会運営委員、都市建設委員(ともに前期)
2021年 (令和3年)5月の臨時会で、第30代市議会議長に就任(後期2年間)
      ※議会改革、推進中!